• Shia

 ペットの終活 笑顔で楽しむために 






プロの私が どれだけただの普通の飼主になって混乱し、気づきを得て、ペットと共に

毎日を笑顔で楽しく過ごせるようになり

 今 ようやく 必要な人に届いてほしいと思って書いています。


ぜひ、動物を飼われている多くの飼主様、今病気の動物と共に過ごしている飼主様に届きますように。




動物を飼っている飼主なら 誰にでも訪れる 最期の時


私達人間とは比べものにならない純粋で真っ直ぐに生き抜いているペット達

その命を共に生き、寄り添い、互いの生きるエネルギーを分かち合う存在となっていく。

そして、最期の時もまた共に寄り添い、見送る時が来る


オードリー(13歳 ボーダーコリー)もその最期の時間をすごしている


頭では分かっている、知っている。動物医療に長年携わり、アニマルコミュニケーターでもある。当たり前にやってくる時間の事は初めから分かっている。

分かってる、分かってる、分かってる、、、 はずたっだ。。



本人はQOL(クオリティーオブライフ)も下がっていないが、突発的に起こる急死を抱えている状態となった。

QOL生活の質の低下が見られたときは安楽死と決めていた。


予想に反して、自分の中でとんでもなく混乱した。この私がだ! 自分でも驚いた!



私が不在の時に何かあったら後悔しきれない。

今はまだ元気だが安楽死を考えるべきか?

夜中に何かあってもセドナの田舎ではエマージェン病院まで1時間かかる。

苦しませることになる、そんなこと絶対させたくない。

どうすればいい?何を基準に考えればいい?


動物医療に従事していた事も裏目に出ている状態。この先に何が起こるかも分かっている。そして、アメリカでの動物病院経験で多くの安楽死を見送ってきたことも相まって、何をどう考えてよいのか全く分からなくなった。


一人で混乱してどうすることもできない日が続いた。自分の生活も進まなくなった。

何も考えられなくなって最低限の事しか手につかない。

眠りも浅くなり、少しの音で目を覚ます。


混乱している私が放つエネルギーは、未来への不安いっぱいで、彼女にマッサージしようと近づいても不穏なエネルギーを察知して逃げていった。

当たり前だ。

こんな恐れと不安いっぱいの、硬直した顔で、不安そうにマッサージされたら犬も逃げ出す!


アニマルコミュニケーターとしては、彼女には病気の話は一切しなかった。飼い主として、彼女の不安をあおることはするべきではないと判断したからだ。


この状況を、誰にも話すことはなかった。混乱している自分をしっかり見つめる必要もあったし、プロの自分は自分で出口を見つかられないかと模索していた。


でも、このままではオードリーも私も不幸だ。すでにただの飼主になってしまっている自分であることを認識し、

やはりプロの手を借りようと判断して、ペットのグリーフケアでは第一人者の阿部美奈子先生とお話しする機会を頂いた。


そして、


私はオードリーを見ているのではなく、その病気を見ていることに気づかされた。

一瞬で目の前の雲が晴れた気がした。


そうだ、私は<オードリー>を見ていなかった!

<病気のオードリー>と向かい合っていた!

もっと言えば 病変部と話していたんだ!


なんてことだ! 自分がしてきたことがどんなに彼女にとって失礼なことかようやく気付いた。


オードリーそのものだけと向かい合おう。

純粋に、今を精一杯命を生きている彼女自身と向かい合うことを決めた。

すでに大人になって自立したボーダーコリーのオードリーではあるが、

彼女が小さな頃 毎日100回褒めるというトレーニングをしていた頃と同じように向き合おう。めちゃくちゃ褒めよう。何でも褒めよう!今のオードリー自身と付き合っていこう!


私がオードリーにとって安全、安心の状況を創り出す以外、

誰が彼女を安心させられるのか!


私は私を完全に取り戻し、彼女が安心して最期の時間を過ごせるように、

今は笑顔と楽しくして仕方ない!という元気な掛け声で二人の時間を楽しんでいる。(はたから見たら、異常かもしれない 笑)


そうしていると、やっぱり彼女も安心しきってリラックスできる。たとえ、体調が悪い日でも、私はめちゃめちゃ元気な声で「大丈夫だからねえ!」という。

そのエネルギーで彼女の不安がかき消されているのが手にとってわかる。

多くの素晴らしい時間をくれた彼女のために、癒しの時間を全力で提供しよう!



老いていく犬自身は 大きな喪失体験を重ねている。

今まで飛べたこともできなくなり、思うように走ることも歩くこともできなくなっていく。トイレの失敗、耳や目の不自由さなど、その喪失のショックは犬であっても本人にとって計り知れない悲しみをもたらしている。


その喪失感や体調不良による不安を和らげあげられるのは飼主にしか出来ない事だ。

そのためには 絶対的な安心感を与えてあげる必要がある。


飼い主がこの先に起こることを悲観して不安になって悲しんでいる場合ではない。

泣くなら動物の前ではなく、外で泣こう。


きっとそれは人間でも同じことであろう。病人の前で泣き続ける人はいないだろう。。。



残り少ない彼女の時間を迎え、混乱し、気づきをもらい、笑顔を取り戻し、穏やかに楽しく、彼女の出来る事を少しでも重ねて、毎日をゆっくり丁寧にハッピーに楽しんでいる。

こんな素晴らしい体験をくれた動物の命に感謝である。


安楽死については阿部先生の一言が刺さった。安楽死はギフトとして渡してあげるというこちら側の準備が出来た時にするべきだと。

苦しみから解放させるという状況もあるだろうが、

私の場合は、私が最後に渡すことが出来るギフトだと思えた時、その時なのだ。



グリーフケアとは、動物が亡くなってから必要なだけではなく、病気やケガで喪失状態にある動物を守り、飼主が元気に明るくそのケアにあたるためにも必要であり、ペットロスにならないためにも必要なサポートだと痛感しております。渦中にいらっしゃる方はぜひ信頼できる方のサポートを受けて頂きたいと思っております。


全ての動物と飼主の幸せを祈ります。







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